本イベントでは、アートと音楽を通じて、心の宇宙に迫ります。クラシック・JAZZ・雅楽・現代音楽などの「音楽」と現代美術、パフォーマンス、前衛詩、映像などの「アート」が、『バッハの音楽』を通じ、壮大な宇宙オペラを展開いたします。アートでは、先鋭の4人の画家がチャレンジします。舞台も能楽を踏襲したスタイルで、建築家と庭師が参加するなど、話題のいっぱいの宇宙能です。
<出演>角田育代(vl)、渡辺典子(soprano)、隅田朋子(Piano)、村主真裕美(Jazz Piano),小泉広(Theremin)、高橋真記(Flute)、榊原忠美(語り)他24名
★チケットの前売りは終了いたしました。当日券で観覧できますので、よろしくお願いします。当日券は、12月20日の午後1時15分から販売いたします。満席となり次第、終了とさせていただきますのでご了承ください。
コンセプト展開
A・タルコフスキーに捧ぐ
私は学生時代に出会った映画、「惑星ソラリス」が今、なお、心から離れません。人間の潜在意識を実体化する生命体“海”の惑星の話ですが、宇宙を舞台としながら、人間の本質に迫る心の宇宙に触れる映画でした。今回のイベントは、この映画のオマージュ的な要素もありますが、芸術には、見えないものにイマジネーションを与え、物を見えるようにする力があります。バッハの宇宙に通じる音楽とともにクリスマスの生誕の祝い、万物の生命の輝き、鑑賞者が想像を膨らませ、それぞれの宇宙に触れていただければと思います。